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教職課程における情報公開

教育職員免許法施行規則第22条の6に基づき、教員養成の状況を掲載しています。


1. 教員の養成の目標及び当該目標を達成するための計画に関すること(第22条の6第1号関係)

本学教職課程においては、Art&Designを学ぶことで培われる二つのソウゾウリョク(想像力?創造力)を基盤として、「総合的人間力」や「使命感を持ち学び続ける力」を身に付け、「主体的?対話的で深い学び」を実践することができる新しい教育観を備えた中学校?高等学校教員の養成を目的とする。

教育の基礎的理解に関する科目としては、1~2年次に「教育職員論」、「教育原理」、「教育心理学」「教育社会学」「教育課程論」「教育方法」などを履修して、教師をめぐる問題、教育の歴史、児童生徒の心理学的理解、教育法制、教育課程の理論、ICTの利活用を含む教育の方法などに関する知識?技能?思考力?判断力を身に付ける。

教科に関する科目としては、1~2年次に各免許取得教科の基礎となる理論及び演習科目を履修して、それぞれの分野の専門性を高める。具体的には、美術の教員免許取得ができる美術科では「絵画?デッサン」「デザイン演習(教職)」「美術概論」など、同じく美術の教員免許取得ができる工芸デザイン学科では「表現基礎演習」「造形基礎演習」など、プロダクトデザイン学科?グラフィックデザイン学科?映像学科では「絵画?デッサン」「立体造形基礎論」「美術史概論」などを設けている。社会(地理?歴史)の教員免許取得ができる歴史遺産学科では「日本史概論」「世界史概論」「地理学概論」「社会と政治」などを設けている。工業の免許取得ができる建築?環境デザイン学科では「建築?環境概論」「建築構造力学演習」などの他、職業指導に関する科目として「職業指導」を設けている。

教科の指導法に関する科目としては、2~3年次に「美術科教育法1?2?3?4」「社会科教育法1?2?3?4」「工業科教育法1?2」において、授業づくりの理論についての理解や教材研究を深め、模擬授業やその事前事後の検討会などを通じて、学校教育現場で通用する各教科の実践的指導力を身に付ける。

道徳、総合的な学習(探究)の時間、特別活動等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目としては、「道徳教育指導論」「総合的な学習の時間の指導法」「特別活動論」「教育指導1(生徒指導?進路指導)」「教育指導2(教育相談)」などの科目を履修して、理論的な能力とともに実践的な指導力を身に 付ける。

さらに特別支援教育の内容として、3年次に学校及び施設等における介護等体験実習を実施する。

教育実践に関する科目としては、4年次に教育実習関係科目である「教育実習事前?事後指導」、「教育実習1?2」を履修?実施する。介護等体験を含めた3年次までの学びを通して、中学校?高等学校における教育実習を適切に行うための能力を身に付ける。教育実習は、学生一人一人がその個性を発揮できる教育実践の場として位置付け、実習校との連携を密にしながらきめ細かい指導を行う。。4年次後期に履修する「教職実践演習」では、教職課程の最終段階のまとめを実践的に行う。自らの教職課程の学びを総括的に振り返り、今後につなげる機会とする。

このほか、本学教職課程が独自に設定する科目として「教育学研究1(子供の心理)」「教育学研究2(障害者の病理?心理?教育)」「教育学研究3(児童問題)」「教育学研究4(子供の学びと遊び)」「教育学研究5(環境教育)」があり、履修学生はこの中から1科目以上選択して学ぶこととしている。これらの科目は、現代社会における教育の諸課題に対しての興味?関心を持ち、その解決に向けた思考や実践を通じてより深く学ぶ機会として位置付けている科目である。

4年間の教職課程の学修を通じて、教職に関する知識理解を深めると共に実践的能力を十分に伸ばし、教育現場において主体的に学び続けながら教育課題に対応できる教員の育成を目指す。

2. 教員の養成に係る組織及び教員の数、各教員が有する学位及び業績並びに各教員が担当する授業科目に関すること(第22条の6第2号関係)

3. 教員の養成に係る授業科目、授業科目ごとの授業の方法及び内容並びに年間の授業計画に関すること(第22条の6第3号関係)

授業科目の授業方法及び内容については、下記「学修支援サイト NETBUS」にて参照できます。(遷移先ページで「シラバス照会」をクリックしてください)

4. 卒業者の教員免許状の取得の状況に関すること(第22条の6第4号関係)


教員免許取得状況(単位:人)

? 2022 2023 2024 2025
中学校教諭一種免許状(社会) 1 1 5 2
高等学校教諭一種免許状(地理歴史) 1 1 7 2
中学校教諭一種免許状(美術) 37 34 42 40
高等学校教諭一種免許状(美術) 54 40 44 43
高等学校教諭一種免許状(工業) 2 2 3
学部 免許取得者数合計(実人数) 57 41 53 48
中学校教諭専修免許状(美術) 5 6 9 4
高等学校教諭専修免許状(美術) 5 7 9 5
高等学校教諭専修免許状(工業) 1
大学院 免許取得者数合計(実人数) 5 8 9 5

5. 卒業者の教員への就職の状況に関すること(第22条の6第5号関係)


学校教員への就職者数(単位:人)

? 2022 2023 2024 2025
教諭 12 11 10 21
講師 2 2 5 0
学部 教員就職者数(実人数) 14 13 15 21
教諭 4 4 2 0
講師 1
大学院 教員就職者数(実人数) 4 4 2 1

※実質合格者数(大学院生を含む 単位:人)

? 2022 2023 2024 2025
教員採用試験合格者数(実人数) 16 16 15 23

6. 教員の養成に係る教育の質の向上に係る取組に関すること(第22条の6第6号関係)

1)教職課程履修者への指導
教職課程を履修する学生の対応や相談を受け付ける窓口を設定し、履修登録から介護等体験?教育実習に至るまで、一人一人の状況に応じたきめ細かい履修指導を行う。また、履修カルテを活用し、4年間の学びの軌跡を可視化することで、自己の課題を鑑みる指導を行っている。

2)教職課程の運営及び学科との連携
教職課程の運営については、教職に係わる科目を担当する専任教員を中心に行うが、必要に応じて教務部長、芸術学部長、デザイン工学部長の意見を取り入れ、教職運営協議会や全学組織である教職課程委員会および教務委員会において検討する。

3)教員採用試験対策?進路支援
教職課程担当教員による指導案作成を含む模擬授業の指導、論作文指導、外部講師による教員採用試験対策講座の実施、全国模試の受験など教職志望学生への支援を行っている。 また、教員として活躍している卒業生による実践報告?情報共有の場として、年1回、卒業生勉強会を開催している。勉強会には教員採用試験受験希望学生も参加し、学校現場における実践的な指導内容や経験に触れ、学びを深める機会としている。

4)FDの実施
全学的にFDを実施。FD研修会や学生FD委員会との意見交換会などを実施し、教育の質の向上に努めている。
また、現職教員として勤務する卒業生による実践報告及び学校現場の状況共有を行う交流会を実施し、教職課程担当教員及び学生が学校現場の課題や実践に触れる機会としており、得られた知見を教職課程における指導内容や支援体制の改善に活用している。 あわせて、教職課程担当教員による教育?研究実践の成果を取りまとめた研究発表冊子を年1回発行し、教員養成に関する知見の共有及び授業改善に活用している。